棚上にちょっとしたスペースができると「おしゃれな雑貨で良い感じにしたいな」と思ったことありますよね。
でも、いざやろうとするとどうすればおしゃれになるのかよくわからない…というのは誰もが経験あると思います。
実はちょっとしたコツさえつかめば、棚上インテリアは誰でもおしゃれにまとまるようになります。
この記事では、棚上インテリアをおしゃれにする4つのコツを解説します。
この記事を読むことで、あなたのお部屋もおしゃれな棚上インテリアをつくることができます。
写真付きの実例や具体的なアイテムまで紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
棚上インテリアで雑貨をおしゃれに飾る4つのコツ
- 頂点をつくって三角形に配置する
- 前後に配置する
- 余白をつくる
- マットやトレイに乗せる
コツ① 頂点をつくって三角形に配置する
雑貨を飾る時、頂点をつくって三角形に配置することでおしゃれにまとまりやすくなります。
三角形の作り方にも2種類あるので、持ってるアイテムによって使い分けるのがおすすめ！
- 雑貨の背の高さを変えて三角形をつくる
- 壁を使って三角形をつくる
①-1 雑貨の背の高さを「高」「中」「低」で揃える！
最初はアイテムの背の高さの違いで頂点をつくる方法です。
こちらの棚上インテリアでは、大きなアートフレームが頂点になっています。
三角形をつくるコツは雑貨の背の高さを「高」「中」「低」で揃えること。
ちなみに、上の写真の雑貨を高さ別に見てみると
- 高アイテム：大きいアートフレーム
- 中アイテム：小さいアートフレーム・観葉植物
- 低アイテム：ティッシュケース・バスケット・リードディフューザー
しっかり「高」「中」「低」アイテムが揃っているので、バランスの良い棚上インテリアになっています。
初心者さんで失敗しがちなのが、同じような背の高さの雑貨ばかり揃ってしまっているパターンです。
これだと、どう頑張ってもまとまりにくいので、雑貨の背の高さを意識して揃えてみましょう！
背の高さが揃ってしまう場合は、台に乗せてあげることで背の高さがバラけて良いバランスになります。
そんなときに便利なのがインテリアブックです。
ただ底上げするだけでなく、見た目がおしゃれなのでインテリアスタイリストさんもよく使っているのを見かけますよ！
①-2 壁を使って頂点をつくる
底上げのテクニックも紹介しましたが、雑貨の背の高さが揃ってしまっている時は壁を使う方法もあります。
壁に飾るアイテムを頂点にすることで大きめの三角形をつくることができます。
こちらの棚上インテリアはアートを壁に飾ることで大きめの三角形を作っています。
棚の奥の壁にスペースがあるなら、この使い方がおすすめですよ！
コツ② 前後に配置する
前後に配置すれば立体感が出ておしゃれにまとまりやすくなります。
前後に置く時のコツは、後ろに背の高いアートフレームを置くこと。
前の雑貨は少し重なるぐらいにして、3つぐらい前後にあると良い感じにまとまります。
こちらの棚上インテリアでも前後に「高」「中」「低」のアイテムが3つ重なっているので立体感が出て良い感じですよね。
そして、ここでも全体が三角形になっているのはポイントです！
コツ③ 余白をつくる
横幅が広い棚に雑貨を飾るときは、あえて余白をつくることで洗練した印象を演出することができます。
棚を全部埋めたくなる気持ちはよくわかりますが、意識して余白をつくるようにしましょう。
こちらの棚上インテリアは横幅に対して余白を贅沢に使って雑貨を飾っているので、すっきりして落ち着いた雰囲気になっています。
ホテルの棚上インテリアもこれぐらい贅沢に余白を使っていることが多いですよ。
コツ④ マットやトレイに乗せる
マットやトレイに乗せることで、まとまりをつくることもできます。
特に小さなものや細かいものはバラバラして見えるので、マットやトレイに乗せて「ひとつのかたまり」にしてしまいましょう。
先ほどと同じお部屋の棚上インテリアですが、左側のトレイや右側のマットにそれぞれの雑貨が乗っていることで小さなものでもバラバラせず、まとまりが出ています。
4つのコツの使い分け
4つのコツはどうやって使い分ければいいの？という方はぜひこちらの表を参考にチャレンジしてみてください。
| コツ | 使うタイミング |
|---|---|
| ①-1三角形に配置（棚上雑貨） | 常に |
| ①-2三角形に配置（壁面雑貨） | 棚奥の壁にスペースがあるとき |
| ②前後に配置 | 棚に奥行があるとき |
| ③余白をつくる | 棚の横幅が長い時 |
| ④マットやトレイに乗せる | 細かな物が多いとき |
「飾り方」と同じぐらい大事な「飾るモノ」
ここまで「飾り方」の4つのコツを紹介しましたが、「飾るモノ」によっては台無しになってしまうこともあります。
せっかくの棚上インテリアを台無しにしないために「飾るモノ」のポイントを見ていきましょう。
部屋全体の配色と同じ色の雑貨で揃える
この記事では、棚上インテリアにフォーカスしていろいろコツを紹介していますが、実際はお部屋の中の一部分となります。
そのため、棚上だけ突然「真っ赤」とか「真っ青」の雑貨を置いてしまうと部屋の中で浮いてしまって台無しです。
最初に決めた部屋全体の配色プランに沿った色味の雑貨を揃えましょう。
全体の配色プランがまだの人はこちらから確認できます。
もし、どんな色を選んだらいいかわからなければ、「白」「ベージュ」「グリーン」「淡いピンク」を選べばOKです！
次の章で実際の棚上インテリアを見ていきますが、ほとんどがこの4色ですよ。
インテリアスタイルに合った雑貨を選ぶ
初心者さんがもっともよくやる失敗が「一目惚れして買ったけど部屋に馴染まない」という失敗です。
こうなる原因は順番が逆だからです。
インテリアスタイルと合わない雑貨を置いてしまうと、チグハグな印象になるのでインテリアが台無しです。
まず、最初にインテリアスタイルを決めて、そこから雑貨をそろえると失敗しにくいですよ。
まだインテリアスタイルが決まっていないという人はこちらの記事が参考になります。
どんなスタイルが良いかよくわからないという人は、初心者でも取り入れやすい韓国インテリアがおすすめです！
韓国インテリアの棚上でよく使われる雑貨5選
大人可愛いインテリアスタイルの韓国インテリアは雑貨が特徴的です。
その雑貨を置くだけでお部屋が一気に韓国インテリアっぽくなるので、棚上によく使われる韓国雑貨を5つ紹介します。
フラワーラタンミラー
壁掛けで三角形の頂点として使いやすいラタンミラー。
高さが40㎝あるので、立て掛けて「高」アイテムとしても使えます。
カタチが独特なので、ひとつあるだけでお部屋のアクセントになります。
見た目だけじゃなく、もちろん実用的な鏡としても使えるので玄関に使っている人も多いですよ。
ラインアート
雑貨を前後に配置したいときに使いやすいA3サイズのアートフレーム。
黒いラインのみで描かれているのでインテリアの邪魔をしないのが嬉しいポイントです。
また、絵のタッチが洗練されているので「ちょっとおしゃれな大人の女性の部屋」という雰囲気を演出できます。
フラワーベース
オブジェとしても使えるおしゃれなフラワーベース。
カタチが可愛いので単体で置いても良いし、棚上インテリアの「中」アイテムとして他の雑貨と組み合わせるのもアリです。
ボンボンキャンドル
こちらもオブジェとして使えるキャンドルです。
手のひらサイズなので、「低」アイテムとして三角形や前後に配置するのに役立ちます。
見た目がとにかく可愛いので、もちろん単体で使ってもOK！
アクセサリートレイ
細かなモノが多いときに便利に使えるアクセサリートレイ。
普段使いのアクセサリー置きとして使うのも良いし、小さな雑貨を乗せればまとまりをつくれます。
気に入っている「低」アイテムが2つあるという人はアクセサリートレイがジャストフィットすると思います。
韓国っぽ部屋の棚上インテリア実例解説
実際の棚上インテリアで、4つのコツがどう使われているかを一緒に見ていきましょう。
リビング
3つのコツが使われている棚上インテリアです。
ポイントはトレイ上に小さな三角形がある点。
三角形は1つじゃなくても全然OKです！
大きい三角形だけじゃなく、小さな三角形を意識することでより立体感が出るのでおすすめですよ！
こちらのお部屋は余白をうまく使った棚上インテリアです。
余白があることですっきり見えますね。
ここでも観葉植物で小さな三角形ができています。
玄関
この玄関は壁を使った大きな三角形で配置しています。
棚奥に壁がある場合は、アートやミラーなどを飾ると良い感じにまとまります。
こちらの玄関のようにラタンアートフレームやラタンミラーなどを使うことで韓国インテリア感も出るのでおすすめ！
寝室
寝室の場合はベッドサイドテーブルに雑貨を飾ることが多いと思います。
ベッドサイドテーブルは正方形や円形の物が多いため、三角形や前後に配置して立体感を出すことを意識するとまとまりやすくなります。
色味もまとまりがあって統一感のある棚上インテリアですね。
キッチン
横長の棚の時は余白を意識して飾ると良い感じにまとまりやすいです。
また、棚が2段になっている時は高さを出しにくいので、小さな三角形を2～3個つくるイメージで飾ると動きが出て良い感じになります。
まずは真似からはじめてみよう
いろいろと棚上インテリアをおしゃれにするためのコツを解説してきました。
ただ、それでも難しいという方も多いというのは理解しています。
そんな時はたくさん実例を見て、自分でもできそうな棚上インテリアを真似しちゃいましょう！
こちらのインスタグラムではいろんなお部屋のコーディネートをたくさん紹介しています。
ぜひ、自分に合うコーディネートを見つけてくださいね！
初心者でも失敗しない棚上インテリアのコツ4選まとめ
棚上をおしゃれにするためには4つの「コツ」があります。
- 頂点をつくって三角形に配置する
- 前後に配置する
- 余白をつくる
- マットやトレイに乗せる
この4つのコツをおさえるだけで、棚上インテリアは誰でもおしゃれにすることができます。
棚上はお気に入りの雑貨をたくさん置ける最高の場所です。
この記事を参考にぜひ理想の棚上をつくってみてくださいね！
そして次回は「壁インテリアのつくりかた」を解説します！
以上でーす。
